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2022/04/15
Naoshi Higa
市販カラーと美容室カラーの違い
ヘアカラーをしたい人の中には、市販カラーを使ってセルフでやろうと考えている人もいるのではないでしょうか?
市販カラーと美容室カラーは「髪を染める」という目的では同じですが、効果や仕上がりは大きく異なります。
そこで今回は、市販カラーと美容室カラーの違いについて解説します。
■薬剤の成分が異なる
まずあまり知られていないのが、市販カラーと美容室カラーでは、薬剤に含まれる成分の種類が異なること。
美容室カラーは美容師の資格者が使用することが前提になっていますが、市販カラーはプロではない一般の方が使用することが前提になっています。
具体的に薬剤の成分にどのような違いがあるのかというと、例えばアルカリ剤です。
ヘアカラーにおけるアルカリ剤は、髪の内部を染色するために、髪の表面にあるキューティクルをこじ開ける作用があります。
これは髪に大きな負担をかけるものです。
市販カラーのアルカリ剤は不揮発性なので、ダメージ成分が髪に残留しやすい特徴があります。
一方、美容室のカラーアルカリ剤は揮発性なので、ダメージ成分は気化し、髪への負担を抑えられます。
■技術が異なる
市販カラーと美容室カラーの圧倒的な違いが、やはりテクニックです。
ヘアカラーに慣れてない一般の方が、セルフで市販カラーをすると、色ムラができることもしばしば。
市販カラーでありがちなのが、「根本にしっかりカラーを塗る」「全体的にカラーを塗る」ではないでしょうか?
髪の毛の部位によっても、染色しやすさが異なります。ヘアカラーは塗った時から染色が始まっているので、やみくもに塗ると色ムラの原因になります。
美容室カラーならプロが、仕上がりを計算した上で、カラー剤を塗っていきます。
頭皮へのダメージを抑えつつ、好みの色に髪を染色することが可能です。
■カラーのバリエーション
市販カラーはさまざまな色があるものの、美容室カラーの色と比べるとかなり少ないのが特徴です。
カラーのバリエーションが少ないと、それだけ選択肢が少なくなるので、自分に似合う色が見つけにくくなります。
美容室カラーでは、お客様のご希望の色や似合う色を想定しながら、自由自在にカラー剤を混ぜ合わせるので、
カラーをほぼ無限に作ることができるのが魅力です。
このように市販カラーと美容室カラーでは、大きな違いがあります。
コストを抑えることも大事ですが、美髪を維持するために美容室カラーを検討するのがおすすめです。
上尾の美容室DUOでは、お客様の似合うヘアカラーを叶えるので、気軽にご相談ください。